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貴州省の高校生が佐賀大学を訪問、経済学部学生と折り紙などで交流
中国貴州省の高校生が佐賀大学を訪れ、経済学部の学生と交流しました。
この交流は佐賀県が長年取り組んでいる国際交流事業の一環で、8月19日には中国南西部・貴州省の高校に通う1年生と2年生、計10人が佐賀大学を訪問しました。

図書館案内
受け入れたのは経済学部の学生12名で、そのうち3名は昨年、国際交流実習(中国)で貴州省を訪問、また別の3名は佐賀県の交流事業を通じて貴州省に滞在した経験を持っています。こうした経験を活かしながら、学生たちは今回の交流を積極的にリードしました。
経済学部の学生はプレゼンテーションを行い、佐賀県のイベントや祭り、郷土料理などの食文化、そして佐賀大学の歴史や学生生活について紹介しました。高校生たちは興味深そうに耳を傾け、質問を交えながら活発な意見交換が行われました。

経済学部学生の発表
この日は折り紙体験が行われ、中国の高校生と経済学部の学生、留学生ら約20人が一緒に折り鶴づくりに挑戦。苦戦しながらも協力し合い、色とりどりの折り鶴を完成させました。

折り紙体験
さらに、高校生たちは図書館などキャンパス内の施設を学生の案内で見学し、かささぎホールで一緒に食事をとるなど、より身近な交流の時間を過ごしました。

学食体験
昨年、国際交流実習(中国)で貴州省を訪れた川崎さくらさん(4年)は、さがテレビの取材で、現地での温かい歓迎や文化体験が非常に印象深かったと振り返りました。今回、逆に佐賀で高校生を受け入れる立場となり、折り紙や発表を通じて再び交流できたことに大きな感慨を覚えたと語りました。
今回の交流をきっかけに、「これからも佐賀県と貴州省、佐賀大学と現地の学校との結びつきをさらに深めていきたい」との声が寄せられました。